「HOYAグローバル・システムにおけるインフラ環境の仮想化」について
HOYAグループでは、1996年からSAP ERP(R/3)を導入し、グループ内での基幹業務処理の基盤確立を図り、世界15言語28ヶ国にグローバル展開を行ってきました。
しかし、それに伴い地域別言語別のサーバが増加し、コスト増が顕在化するという問題が生じ、これを解消するため、サーバ統合とシステム基盤の最適化を実施いたしました。ここには二つの大きな技術的なテーマがあり、一つは多言語対応によるサーバ統合であり、もう一つは仮想化技術による資源の最適化です。
特に、仮想化技術は既存のSAP ERPのインフラ資源の利用効率と生産性の向上を具現化する:インフラ環境の仮想化システム(IBM IT Resource Optimization for SAP ERP Business Suite®)の導入を行うことで実現させることができました。
加えて、HOYAグループとして今後の事業の多様化や経営統合等の戦略遂行上、柔軟かつ速やかなシステム対応が可能となりました。
今後、この技術をさらに進めることで、これまでサーバ構築や運用管理において、時間やコストがかかっていた手作業での構成・変更・リリース管理などの運用を自動化してTCOを削減し、サービス提供までの時間の短縮を行うことが可能になり、SAP ERPのインフラ技術のコモディティ化が図ることが期待できます。
当社が仮想化システムを進めた目的は、TCOを削減するだけではなく、インフラ技術のコモディティ化によって、これらの業務に係わっていた人材をより上流の業務へシフトさせることにあります。 |